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やっぱり使える「ポスト・イット」!!速読・速解の技術―必要な情報を的確につかみとるノウハウ
常々アウトプット、しかも正確なアウトプットの重要性を痛感していましたので、読んでみようと思いました。著者の紹介するポスト・イットを用いた、短時間でしかも要領のよい本・雑誌等の読書法が、情報収集(インプット)だけでなく、より適切なアウトプットにも役立つことがよく分かりました。実践してみようという気になりました。
読んですぐ「ポスト・イット」を買いに走ってから3ヶ月。以前なら読んだ後頭に留めておけなかった情報が、頭に残るようになった。アウトプットもしやすい。ポイントは、「貼ってはがして、情報の場所を移動できる」ことにある。
速読、速解を謳った本はあまたにあるけれど、実際”こんなん実行できるの?”といったものや、単純に外国で流行ったものを翻訳している物が多い中、筆者自らが20年以上実践しているテクニックは参照に値する。一読後、貴方の情報を階層化して取り入れる”技術”が上達しているはず。
おそらくこの本を手に取った人は、「速」の文字に惹かれたのだろう。日本には、速読に関する書籍がたくさんあるが、著者はほとんど決まっている。どの書籍に目を通してみても、新味に欠ける、同じ内容、そんな印象を受けた人が、この本を手にするのだと思う。しかし西村氏が提唱する速読法は、脳力開発とは無関係である。速読を追い求める人にとっては、「なんだ、期待はずれ」と思わせる本であろう。
“ネクタイと本は衝動買いせよ”と薦めているし、作者は週刊誌や月刊誌を月に30〜50誌定期購読してるらしい。身銭で買っているのか聞いてみたい。「速読・速解の技術」では無く『速読・即買の技術』が正しい題名です。“速読”に釣られてこの本を買いましたが、題名と内容が一致しません。速読の技術と謳っていますが、一冊の雑誌や単行本を買って来て「興味の無いところは読まない!」というだけの事です。 |
このページの情報は 2006年2月20日20時12分 時点のものです。 |