速読で加速人生・勝ち組人生

　私はSRR速読教室主催者です。その立場を明確にした上で、この本を「最高にお薦め」とさせていただきます。
　この本は「速読術」などという小さな範疇におさまるものではありません。あなたの「読書スタイルそのもの」の変革を迫る（促す）「高速な情報入出力システム」を解説した本です。
　もしあなたが、「今まで通りの読書」を捨てずに、ただ「速く読めるようになりたい」のであれば、この本は無意味かも知れません。世の中には、速読術を身につけると、まったく理解度を落とさずに１冊の本を２０分で読めるようになるとか、おまけに記憶力まで上がるなどと夢のようなことを書き、ぼろい商売をやっている業者が多数存在します。そんな技術は、選ばれたごく少数の人にしか習得できません。
　しかし、斉藤式読書術は読んだその日から、確実に１日１冊以上を「処理」していけるようになります。これはテクニックの習得ではなく、意識の変革によるものだから可能になることです。
　この本は、あなたの持つ「読書」という概念を根本から覆し、「もっと効率よく良知に触れ、吸収しなさい」と主張します。本はすべての文字を均一の労力で読む必要はない、さらに言えば、まったく読まないページがあったっていいのです。
　すべて読まなければ気が済まず、そのために「積ん読」が増えたり、分厚い本や難しい本を避けたりするのと、そのような本を気軽に手に取り、どんどん「読み飛ばし」ていき、必要な部分だけを吸収していくのと、どちらがあなたの糧になるか、その答えは明らかですね。
　この本は、「今ち?での読み方、理解度でスピードアップ」などという魔法を伝授してくれません。小説を読みたい人には意味がないかも知れません。しかし、ビジネスマンや学習者には福音となるでしょう。読む人は「今までの読書」を捨てる覚悟で手に取りましょう。

最近この著者の主催する研修に参加しましたが、そのほとんどはこの本に書いてある事でした。いわゆる「理論」や「方法論」はこの本に書かれていること以上のものはありませんでした。逆に言うと、この本には、研修参加費ウン万円分の価値があるのかもしれません。つまり、技術を身につけるためには、結局、やってみるだけ、と言うことです。この本を活用すれば、研修に出るのと同様の成果が出ると思います。
もっとも、著者曰く、速読法は日々進化しているそうなので、（実際、少しはこの本に書かれていないような内容の話もありました。）近々この本とのギャップを埋める本を出されるそうです。

　この本に載っているのは、よくある分速２０００文字とか、分速５０００文字とかを目指す速読ではありません。この本に載っているのは、最小限のエネルギーで、最大の情報を得るための読書法、本のと読み方です。だから能力開発が目的の人は、他の本にした方がいいと思います。
　分速５０００文字とかを目指す速読もいいけれど、その速読法は目の訓練やら何やらと、修得が難しいのです。しかし、この本に載っている速読法は、本の読み方なので、修得が簡単で情報を多く扱う人にはお勧めだと思います。その中には雑誌の読み方なども入っているので、とても役に立つと思います。
　

これは素晴らしい。読んで実感しました。
あまり読書の習慣がない人に読んでほしいです。
今までの速読にあわせて、人間としての能力の向上、読書の方法といった
左脳、右脳、鍛えることにより脳幹まで鍛えられる。
他の本のように左脳、右脳を別々に考え技能向上をはかった場合、
視力における斜視のような
かたよったバランスの悪い鍛え方となる。
その点、この本では同時に左脳、右脳同時活性化が可能。
キム式速読、欧米式速読を超えた
ＱＣ速読の学習の方法が書かれたこの本、
「カンタン・スラスラ べんり速読術」
ホントに便利です。是非呼んでください。

速読術の総合案内とその実践法の練習本
一通りノウハウが身につきます。
1.欧米型速読理論
2.日本が誇るQC速読理論
3.全脳バランス速読術
おおきくわけるとこの三方法がウオーミングアップ方から実践まで解き明かされています。結構面白くやれます。
視野拡大法〜スキミング、スキャニング、パレート法則読書など盛りだくさん。
速読12基本型もチェックシート付き。無理なく訓練することができる。
しかし速読は目の動きを早くすることや視野の拡大とかが重要なことではなく、心の能力、意識の部分を向上させることから始めなくてはならないという、QC速読理論は、とても気になるし、この本の述べる重要なポイントです。
理論を活用した三系列読書法なら月に50冊らくらく読める！
速読(素読、触読、速読)、精読、聴読をこなしてスーパーな速読術が完成しますって訳だ。訓練が必要ですがね。
あなたやってみます？！やらなきゃ損しますよ！何をって？時間を！ですよ。